【なぞなぞ都道府県】奈良県の面白いクイズ問題　小学生～大人向け

墨（すみ）・筆は奈良県の伝統工芸品。とくに墨の生産量は日本一です。

奈良公園にはおよそ1200頭の鹿が住んでいます。鹿は神の使いとして保護され、大切にされています。

平城京（へいじょうきょう）は、今から1300年ほど前に日本の都（みやこ）だった都市です。それまでの都だった奈良県橿原市にある藤原京（ふじわらきょう）から710年に遷都（せんと）されました。
※日本の都だった都市のことを古都（こと）と言います。

奈良県大和郡山市は約300年前から金魚の養殖（ようしょく）がさかんで、間約6000万尾を出荷しています。

607年ごろ、聖徳太子（しょうとくたいし）の時代に建立（こんりゅう）された法隆寺（ほうりゅうじ）。法隆寺は1993年に「法隆寺地域の仏教建造物」として、法起寺（ほうきじ）とともに世界遺産（せかいいさん）に登録されています。

奈良県の代表的な五重塔（ごじゅうのとう）
・法隆寺（ほうりゅうじ）の五重塔

・興福寺（こうふくじ）の五重塔
法隆寺は「法隆寺地域の仏教建造物」として、興福寺は「古都奈良の文化財」の一部としてともに世界遺産に登録されています。

「和をもって貴し（たっとし）となす（和をもって尊しとなす）」は、聖徳太子が８世紀に制定したとされる「十七条憲法」第一条の冒頭にある言葉（原文：以和爲貴）です。
「以和爲貴」にはさまざまな解釈（かいしゃく）がありますが、一般的には「何事をやるにもみんなで仲良くして争わないことが大切」という意味です。また、第一条では「話し合いが大切」とも書かれています。

奈良時代に建立（こんりゅう）された東大寺（とうだいじ）。大仏殿（だいぶつでん）は世界最大級の木造建築物（もくぞうけんちくぶつ）で大仏の高さはおよそ15メートルです。
1998年に「古都奈良の文化財」の一つとして、世界遺産に登録されています。

奈良県には古墳（こふん）がたくさんあります。全長約280mの箸墓古墳（桜井市）、蘇我馬子の墓とも伝えられる石舞台古墳（明日香村）、鮮やかな壁画が発見された高松塚古墳（明日香村）、副葬品（国宝）が出土した藤ノ木古墳（斑鳩町）など、多数の古墳が残されています。

三輪素麺（みわそうめん）は奈良県桜井市を中心に三輪地方で生産されているそうめんで、1200年以上の歴史があります。三輪山のふもとはそうめん発祥（はっしょう）の地とも言われています。

奈良県の広陵町はくつしたの生産がさかん。明治時代から農家の副業としてくつしたの生産がさかんになり、日本一の生産量をほこります。

吉野は吉野山から大峰山を中心にした山岳地帯です。中大兄皇子の異母兄の古人大兄皇子、兄・頼朝に追われた源義経、「南朝」を開いた後醍醐天皇など、吉野は再起を図る人が身を寄せる地でもありました。

温暖で雨が多い紀伊山地（きいさんち）では、林業がさかんです。とくにスギやヒノキが多く生産されており、奈良県では吉野杉（よしのすぎ）というブランド木材が有名です。吉野杉は、秋田杉や木曽檜と並んで日本三大美林一つとされています。