三重県の形・キャラクター「ミミズク」
三重県の語呂合わせ
ミミズクさん メガネでみえるよ みえけん
三重県の形の覚え方
ミミズクも三重県も「み」がつくので簡単に覚えられますね。三重県の形は、ミミズクの羽根や足に注目して覚えましょう。
三重県の特徴
伊勢神宮(いせじんぐう)があるため、多くの人が行き来した古い街道(かいどう)が残る三重県。県北部の海岸沿いには中京工業地帯の一角として四日市市の石油化学コンビナートなどがあります。南部はリアス海岸のため真珠の養殖がさかんで、海産物(かいさんぶつ)がたくさんとれます。
三重県の気候は温暖で降水量が多いのが特徴です。木が育ちやすいため、ヒノキなどの林業がさかんです。
● 面積 5,774平方km(全国25位)出典:2020年国土地理院
● 人口 178万1千人(全国22位)出典:2019年人口推計
日本地図の中の三重県
【三重県の場所】本州(ほんしゅう)の真ん中あたりに位置し、太平洋に面しています。
三重県の地図
県庁所在地の覚え方
三重県の産業と自然
志摩半島(しまはんとう)
英虞湾(あごわん)
志摩半島(しまはんとう)には入り組んだリアス海岸があります。普段は波がおだやかなため、養殖(ようしょく)がさかんに行われています。
とくに英虞湾(あごわん)では真珠(しんじゅ)の養殖(ようしょく)がさかんにおこなわれています。
また青のりの養殖もさかんで、日本でもトップクラスの生産量です。
真珠の養殖(しんじゅのようしょく)
三重県は養殖真珠(ようしょくしんじゅ)のふるさととして世界的に有名です。養殖真珠の生産量は、愛媛県、長崎県に次いで第3位です。
真珠は、真珠の中心となる核(かく)を貝に入れて作ります。
牛肉(松阪牛)
三重県は松阪牛(まつさかうし)の産地です。高級和牛として有名で、三重県を代表する高級グルメのひとつです。
忍者(にんじゃ)
すばやい身のこなしで忍術(にんじゅつ)を使う忍者(にんじゃ)。伊賀地方(いがちほう)は忍者の里といわれています。
紀伊半島(きいはんとう)
紀伊半島(きいはんとう)は、本州の中央から南側の太平洋に突き出る、日本最大の半島です。
紀伊山地(きいさんち)
ヒノキ
暖流の黒潮(くろしお)や南東の季節風(きせつふう)の影響で、温暖(おんだん)で雨が多い紀伊山地では、林業(りんぎょう)がさかんです。とくにスギやヒノキが多く生産されており、三重県では尾鷲(おわせ)ヒノキというブランド木材(もくざい)が有名(ゆうめい)です。
しかし、外国産の安い木材の輸入や仕事の大変さ、高齢化(こうれいか)から林業を営む人が減っています。
三重県の歴史
伊勢神宮(いせじんぐう)
正式名称は「神宮(じんぐう)」ですが、「お伊勢(いせ)さん」の愛称(あいしょう)でも知られている伊勢神宮(いせじんぐう)。天照大御神(あまてらすおおみかみ)などをまつる神社で、およそ2000年の歴史(れきし)があります。
四日市ぜんそく(よっかいちぜんそく)
愛知県・岐阜県南部・三重県に広がる中京工業地帯(ちゅうきょうこうぎょうちたい)。三重県の四日市市には石油化学コンビナートが集まっています。
四日市ぜんそくは、高度経済成長期の1960年ごろ三重県四日市市(よっかいちし)で発生した、大気汚染(たいきおせん)が原因の公害(こうがい)です。石油化学工場からの排煙により、住民がぜんそくで苦しみました。
熊本県の「水俣病」、新潟県の「第二水俣病」、岐阜県のイタイイタイ病、三重県の「四日市ぜんそく」の4つを合わせて四大公害病と呼ばれています。