群馬県の形・キャラクター「ウマ」
群馬県の語呂合わせ
おウマさん ぐんぐんはしるよ ぐんまけん
群馬県の形の覚え方
ウマもぐんま県も「ま」がつくから覚えやすいですね。群馬県の形は、横向きのウマの顔と後ろ足に注目して覚えましょう。
群馬県の特徴
大きな利根川の源流がある群馬県。コンニャクイモ (こんにゃくの原料)の生産や、 キャベツ などの生産がさかんです。冬になるとからっ風と呼ばれる乾いた風が吹きます。また、草津(くさつ)などの有名な温泉がたくさんあります。
● 面積 6,362平方km(全国21位)出典:2020年国土地理院
● 人口 194万2千人(全国19位)出典:2019年人口推計
日本地図の中の群馬県
【群馬県の場所】本州(ほんしゅう)の真ん中、関東地方の西部に位置しています。海には面していません。
群馬県の地図
県庁所在地の覚え方
群馬県の産業 の覚え方
コンニャクイモ
群馬県はコンニャクイモの生産がさかん。コンニャクイモはこんにゃくの原料で、全国の9割以上が群馬県産です(出典:2018年農林水産省作物統計)。
キャベツ
抑制栽培(よくせいさいばい)
群馬県では、キャベツやレタスなどの高原野菜(こうげんやさい)の生産がさかんで、生産量は日本一です(出典:2018年農林水産省作物統計)。
浅間山(あさまやま)のふもとなどで夏のすずしい気候をいかして出荷時期を遅らせる抑制栽培(よくせいさいばい)が行われています。
※抑制栽培(よくせいさいばい):通常の収穫・出荷時期よりも遅らせる栽培方法
北関東工業地域(きたかんとうこうぎょうちいき)
埼玉県・群馬県・栃木県・茨城県など関東の北側に広がる、北関東工業地域(きたかんとうこうぎょうちいき)。自動車関連工業や機械工業の割合が高いのが特徴です。
東京と神奈川県を中心とした京浜工業地帯(けいひんこうぎょうちたい)の工場が移転し、発展したといわれています。
高崎だるま(たかさきだるま)
群馬県高崎市(たかさきし)は、あざやかな赤色のだるまで有名で、生産数は日本一。200年以上前から農家の副業として作られています。まゆ毛は鶴、ひげは亀を表現していることから縁起物(えんぎもの)として親しまれています。
願いごとをする際にだるまの左に目を描き入れ、願いがかなえば右にも目を入れるという習わしがあります。
群馬県の自然 の覚え方
からっ風
群馬県など関東地方の内陸の気候は、夏と冬の気温差が大きく降水量(こうすいりょう)が少ないという特徴があります。
また、冬には北西の季節風が越後山脈にぶつかり、日本海側に多くの雨や雪を降らせたあと、からっ風(=乾いた風)となって、関東平野に吹くため晴天が多いという特徴があります。
利根川(とねがわ)
群馬県、埼玉県、茨城県、千葉県を流れる利根川(とねがわ)。日本で2番目に長く、流域面積(りゅういきめんせき)が一番大きな川です。群馬県には利根川の源流(げんりゅう)があります。
茨城県のキャラクターは「イタチ」
埼玉県のキャラクターは「サイ」
千葉県のキャラクターは「チワワ」
草津温泉(くさつおんせん)
日本を代表する名泉の一つ、草津温泉(くさつおんせん)。草津節(くさつぶし)という民謡(みんよう)を歌いながら風呂の湯をかき混ぜて温度を下げる「湯もみ」が名物です。
群馬県の歴史 の覚え方
岩宿遺跡(いわじゅくいせき)
群馬県みどり市にある岩宿遺跡(いわじゅくいせき)は、1946年に発見されました。黒曜石(こくようせき)でつくられた打製石器(だせいせっき)が見つかっています。
当時、日本では縄文時代(=世界史では新石器時代)の人が日本の最初の住人だと考えられていました。しかし、岩宿遺跡の発見により、世界史でいう旧石器時代(きゅうせっきじだい)に日本にも人が生活していたことがはじめて明らかになりました。
富岡製糸場(とみおかせいしじょう)
群馬県は、かつて生糸(きいと)の一大産地(いちだいさんち)でした。しかし、中国や韓国からの生糸の輸入増加や和装(わそう)の機会の減少、絹二次製品の輸入により、日本の養蚕業(ようさんぎょう)は急激に減少しています。
富岡製糸場(とみおかせいしじょう)は、明治時代の1872年に国が建てた絹糸(きぬいと)を作る工場で、1987年まで糸を生産していました。現在までほぼ変わらぬ姿で残され、2014年に世界遺産になりました。